【2004/07/12 発売】:ジム・マーシャル「密着」:クロニクル・ブックス日本語版
ジム・マーシャルは、ミュージシャン、エンターテイナーの写真で定評のある写真家。ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ボブ・ディラン……60~70年代の音楽に少しでも接点を見出すことのできる人ならば、“あ、この写真を撮った写真家なんだ”と合点がいくはず。
本書で、ジム・マーシャルが見せてくれるものは、こうした有名な作品と、それを撮影したフィルムの密着プリント--つまり、未発表作品に満ち満ちた“ベタ焼き”である。そこに記録されているものは、伝説的なコンサートやセッションにおける決定的瞬間と、それに先立つ、あるいは続いたヴィジュアル・ストーリーなのである。
もちろん、収められているのは、その当時のミュージシャンだけではなく、同様にこの時代を生きた、エリア・カザン、ウディ・アレン、ウィリアム・サロイヤンといったアーティストたち。そして、雑誌の取材として記録した、アメリカの貧困地帯と公民権運動……。
そのどれもが、世界中の人々に60~70年代を思い起こさせるヴィジュアル・イメージである。本書は、ジム・マーシャルという傑出した写真家の作品を振り返りながら、そうした歴史的なイメージが記録された背景、つまり、いまでは薄れつつある記憶を、再訪問しようという“ツアー”なのである。<AMAZON.CO.JP™>

