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Deep Purple,:Come Hell Or High Water[IMPORT]

【2001/05/29 発売 DVD】

「すごくいい調子か、全然ダメかのどちらかだ」--ディープ・パープルのドラマー、イアン・ペイスは、このコンサートDVDの中でこう語る。バンド結成25周年を記念したリユニオン・ツアーを思い返しての言葉だ。実際、この高音質ディスク(1993年11月9日にイングランドのバーミンガムにて撮影)で見るディープ・パープルは、すごくいい調子である。伝説的なリード・ギタリスト、リッチー・ブラックモアは、同ツアーでヨーロッパの会場を回った後にバンドを去った。それだけに、今になってこのバーミンガム公演を見てみると、まるで奇跡を目の当たりにしているようであり、「インプロヴィゼーションと練習の素晴らしき結合」(キーボード奏者ジョン・ロードの言葉)を見る思いがする。インタビュー・クリップにブラックモアが不在なのは気になるが、残りの“第2期”の面々(ボーカリストのイアン・ギラン、ベーシストのロジャー・グローヴァー、ペイス、ロード)が誇らしげにバンドについて語ってくれる。気まずい雰囲気の中で脱退を決意したブラックモアに対する恨みは一切出てこない。当然だろう、本作は情けない懐古趣味の産物ではないのだ。絶好調のブラックモア(目を伏せ、表情ひとつ変えず、演奏に没頭している)を擁したバンドは、タイトで力強い演奏を繰り広げる。数か所にアンサンブルの乱れが見られるが(これがなければギランのボーカルは完ぺきだった)、このDVDは見る者を決して失望させない。
ロードのブルース・ロック的な超絶テクニックは相変わらず驚異的。セット・リストがバンドの輝かしい歴史をたどる中、メンバー全員が見せ場を得る。ギランは70年代初めのような至高の域には達しないが、演奏を間違えることは一度もない。ペイスは「Space Truckin」のソロで自由奔放なプレイを見せる(この連中を過去の人などと呼ぶなかれ)。ショーのハイライトでは、驚いたことに、ローリング・ストーンの「Paint It Black」がすさまじいジャムに変ぼうする。さて、ブラックモアと決別し、ギタリストにスティーヴ・モースを迎えてからの彼らはどうなったか? このDVDを見れば納得できるだろう、ディープ・パープルは成長を続けたのだ。どんな困難にも負けずに<AMAZON.CO.JP™>

・曲目リスト

1.Highway Star
2.Woman From Tokyo
3.Smoke On The Water
4.Twist In The Tale
5.Perfect Stranger
6.Beethoven (plus Keyboard solo)
7.Knockin' At Your Back Door
8.Anyone's Daughter
9.Child In Time
10.Anya
11.Battle Rages On
12.Lazy (plus drum solo)
13.Space Truckin'
14.Black Night
15.Talk About Love